はっぴー野郎

助産師のたまご

人類の味方です。

助産師ってなにするの?」

助産師なるって言ってから聞かれることが多くなって。でも上手く説明できてない自分がいたので、この機会に文章化したいと思いました。


きっとどこかで関わってるかもだし、これから関わるかもしれない職種なので女性だけでなく男性にも知って欲しいと思います。


まず、助産師は文字通り『産むことを助ける』職種です。陣痛が来たら側にいて、その痛みを和らげて、どうしたらいいか説明して、赤ちゃんが産まれるまで全力でサポートします。でもそれだけじゃなくて、産む前から妊婦さんに関わって身体の変化や揺れる気持ちに寄り添います。また、出産への準備や産後の育児支援もします。

英語だと助産師は"Mid Wife"つまり『女性の側にいる人』、女性の味方です。しかし、女性だけの味方ではありません。タイトルにあったように全人類の味方だと私は思うんですよ。

その理由として、まず、世界を救うのは女の子なんじゃないかと思ってて。


"男子に教育を受けさせたなら、それは個人を育てたことになる。女子に教育を受けさせたなら、それは家族や国家を育てたことになる"

マリの諺より。


これ。ほんとその通りで。

女の子がお母さんになり、自分の子供たちを教育する。つまり子育てを担うお母さんを育てることが、その地域の全体的な幸福に繋がる。

そしてその教育を担うのは勉強を教える先生だけでなく、発展途上国では特に、助産師の役割が大きい訳です。


そんで、


世界を救えるのは女の子。

その女の子の味方、助産師。

てことはもはや全人類の味方なんじゃないか…?と思う訳です。



あとは、よく小学校の頃にやった『いのちの授業』や中高生の頃にやった『性教育』なんかも助産師が実施したりします。


いのちの授業は今でも「人の身体ってすごーい。不思議!」と素直に感動した覚えがあるんですけど、性教育はやっぱり思春期特有の恥ずかしいような知らない振りをしたいような気持ちがあった気がします。

でも今になって見るとどちらも『命』に焦点を当てていたんだなーと感じるのです。


『すべての子どもが望まれて生まれて来るように。』


恥ずかしがるものでも嫌悪するものでもなく、正しい知識を持ち行動することで幸福な家庭を築くために、助産師は活動しているのです。


子どもを育てるお母さんとその家族を育てることも助産師の仕事です。


『生命』を育む仕事。助産師。


人それぞれ色んな捉え方があると思うけれど、今の私の中の助産師はこんなかんじです。


勉強真っ最中の助産師のタマゴの現段階の解釈なので、そのまま鵜呑みにはしないでください。不適切な表現に気を悪くされた場合はお知らせください。訂正いたします。